とある写真家の友達

僕の知り合いで写真家として生計を立てている男がいる。僕と同じ年で、数年前にDVDコピーのバイトをしていた時に知り合った男である。写真家として埼玉の鴻巣から上京し、中目黒というリッチなエリアであるが、風呂なしの一間を安家賃で借りて慎ましい生活をしていた。そんな彼とはもう7年の付き合いである。
僕は彼の撮る写真が好きだ。
色味、アングル、構図などセンスを感じる。僕は写真に関しては全くのド素人だが、彼の内から湧き出るエネルギーを写真を通して感じるのだ。
僕は作家に本音で意見を交換する、批評するということはしたことがない。しかし最近、真っ向から本音をぶつけた。正直作家に対して本気でやりあったことはないが、彼とはそれができた。僕の意見がどう思われようと思いを伝えたかったのだ。
「何を写真で表現するのか」「なぜ写真というツールでなければだめなのか」、一から根掘り葉掘り聞くのも失礼なこととは思ったが、彼はいらいらしながらも答えてくれた。
そんなことがあって以来、彼との関係は一生続くだろうと確信した。

そのような関係が作れる作家ともっと出会ってみたいものだ。



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